Mixhibition

“WEARING THE MOOD”
Photography_Sakai De Jun Styling_Ayano Nakai 
Hair&Make-up_Takae Kamikawa(mod’s hair) Model_Kinga Kinowska

Mixhibition

“WEARING THE MOOD”

2023 S/S Style Samples

ブランドの垣根も色褪せた着こなしセオリーも軽々と飛び越えて、自由で新鮮なhueLe Museumならではのスタイリングを提案。ベーシックな中に、ウィットとセンス、ちょっとした遊びごころをMIXしたコーディネートは着る人それぞれの美しさと強さを引き出す。上品なモード感を纏えば、誰の真似でもない自分らしさに出会えるはず。

Issue#29

PLAYFUL ONE-TONE

「雄弁なワントーン」

ワントーンカラーの着こなしは、上品で軽やか。
だんだんと日差しが明るくなってくるこの時期は、
スパイシーなテクニックを効かせたワントーンが映える。
さまざまな香りで構成されるフレグランスのように、
ひとつのスタイリングからいくつもの印象が立ち昇ってくる、
大人のワントーンコーディネートの作り方を紹介。

WEARING THE MOOD 01

「甘辛バランスの相乗効果」

センシュアルとマニッシュの融合

フレアシルエットやランタンスリーブ、そしてバックのリボンづかいなどセンシュアルなエッセンスを散りばめたブラウスには、マニッシュでクラシックなワイドパンツを。甘辛バランス効果でクリーンな白がグッと表情豊かに。

WEARING THE MOOD 02

「気分次第な着こなしを」

細部に遊び心が宿るコンビネゾン

えり元のスリットやちょっと意外なバックの開きなど、ディテールにさりげなくモード感が香るジャンプスーツ。ウエストの共地ストリングを絞ってシルエットを調整したり、すそをロールアップしたり、実は着こなし幅が広いのも魅力。

WEARING THE MOOD 03

「曲線と直線を対比させる」

緩急を意識した美しいシルエット

ボリューミーなトップスにフィット感あるボトムを合わせ、同系色をスタイルアップして見せるコントラストのあるシルエットを作って。やわらかいラインの中に、スカートのタックプリーツの直線がシャープなアクセント。

WEARING THE MOOD 04

「フォルムと質感で品格あるシンプル」

モードに進化したセットアップスタイル

ナイロンタフタのキャミドレスに、麻混素材のノースリーブジャケットをセットアップ。それぞれの素材が持つ適度なハリ感が美しいシルエットを形作り、リラクシーな中に品格あるモード感が漂う。ジャケットの前を開ける着こなしもおすすめ。

WEARING THE MOOD 05

「大胆カットアウトを主役に」

背中と裾に意外性を仕込む黒

膝ラインで切り替えたシンプルワンピースは背中の肌見せデザインがポイント。ストライプ調の編地のニットフレアパンツを合わせてボトムレイヤード。揺れ感のあるマーメイドシルエットの裾から流れるようなラインがリフレイン。

WEARING THE MOOD 06

「ディテールで表現するアイテム」

進化した定番服はミニマムなのにドラマチック

大人シンプルスタイルの定番コーデ、タンクトップ+ワイドパンツを、デザインディテールで進化させてみる。異素材MIXと肌見せデザインのノースリーブトップスとハイウエストデザインのワイドデニムパンツで見慣れたスタイルが格上に。

WEARING THE MOOD 07

「しっくり馴染む4カラーの構成」

グラデーションのように色を足す

ワントーンに、グラデーションのような差し色をしていく感覚で色を足してみる。体が泳ぐゆったりしたシアシャツに、カラーブロック風のタイトなニットスカートを。シャツの透け感と軽さが絵筆のように4つの色をなじませる。

WEARING THE MOOD 08

「メンズ風ジレを大人の余裕で」

白の抜け感で黒の着こなしは自由になる

メンズフォーマル風のジレは、大人コーディネートの上質なスパイスになってくれるアイテム。タックパンツで黒のセットアップ風に着こなして、軽さをプラスするために白のタンクトップをプラス。この1アイテムで黒の魅力が軽やかに華やぐ。