the Theme of May 2023
「ディレクターズ・ピック」では、今の時季にジャストタイミングで活躍しそうなアイテムをディレクター自らが提案。プロダクトのディテールやスタイリングアイデアも発信していく。
hueLe Museum
New Texture

今必要なのは、上品さと心地よさ。
夏服選びは、テクスチャーが新基準
同じようなアイテムを着ていても、なぜか品の良さが漂う人がいる。
似たようなコーディネートなのに、どことなく洗練された印象になる人がいる。
そんな上品さや洗練印象の決め手となる要素が、今回のテーマである“テクスチャー”。
テクスチャーとは、目で見えたり手触りで伝わってくる、素材の質感のこと。
光沢感やマット感、凹凸などの表面の変化、ドレープのやわらかさやすべるような落ち感、シルクのようななめらかさ、麻のようなシャリっと乾いた素材感……。無限にあるさまざまなテクスチャーを、デザインに合わせて採用することで今の気分のアイテムが完成する。
このところ、もっとも注目されているテクスチャーが、ふくれ織り加工などで凹凸などの表面感を出したもの。シンプルなデザインであっても、クチュールな雰囲気が漂い、品の良さや大人っぽさが生まれる。高見えとオシャレ感を叶える質感だ。
左のブラウスもそんなテクスチャーを生かしたアイテム。ごくベーシックなデザインでありながら、花柄にもジオメトリック柄にも見える、クラス感漂うふくれ織り。デニムのようなカジュアルボトムと合わせても育ちの良さを感じさせるスタイリングに。また、ベーシックなジャケットのインナーに効かせても上質感満点。簡単に上品&洗練を作ってくれる、とっておきの夏トップスとして大活躍してくれる。
暑さが本格的になる夏に向けては、麻のようなドライタッチな質感にも注目。涼感ある快適な着心地の機能素材で、見た目にも涼しげな印象。夏のシンプルリッチなコーディネートに欠かせない。
シンプルコーデになっていく春夏のこの時期だからこそ、質感重視でアイテムを選ぶことがオシャレへの近道と言えそうだ。

New Texture
ジャカードブラウス
¥26,400(税込)
立体感のあるふくれ織り素材で作ったノースリーブブラウス。フロントは胸ダーツのみでスッキリとシャープな印象。後ろはウエストで切り替え、下部分がフレアーになっている女性らしいシルエット。クチュール感あるテクスチャーを生かしたレディなデザインが幅広いコーデに大活躍。
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