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Director’s Pick

the Theme of September 2023

「ディレクターズ・ピック」では、今の時季にジャストタイミングで活躍しそうなアイテムをディレクター自らが提案。プロダクトのディテールやスタイリングアイデアも発信していく。

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Dramatic Silhouette Items

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DIRECTOR
土井 一寛
Kazuhiro Doi

ちょっとした会話を交わしただけで、あるいは、遠くから姿を見かけたり、偶然にすれ違っただけで、ステキだな、と思わせる余韻を残す人がいる。
そんな人は、必ず、その人の存在が際立つスタイルを纏っている。誰かと似たような装いや、どこかで見たような着こなしではなく。
着るものや着方は、一瞬でその人の魅力を伝える、ものすごい力を持ったサインだ。

Dramatic Silhouette Items

昔も、今も、さまざまなメディアで変わらず紹介されている「好感を持たれる服」や「センスを褒められる服」、「愛される服」や「モテる服」…。
いつの時代も、私たちが着こなしたいと思うのは、“心地いい人間関係”を呼び寄せてくれる装いなのかもしれない。服は、人間関係を作ってしまうくらい、大きな力を持ったコミュニケーションツールなのだ。

2023年秋、一瞬でその人の魅力を伝える力を持った服のキーワードは、おそらく「ドラマチック」だろう。
もう少しブレイクダウンすると、「動き」、「シルエット」、「陰影」。体の動きに合わせて生まれる流れるような動きや、美しく流線型やカーヴを描くシルエット、立体的なデザインが生む陰影。
見るだけで、気持ちが昂揚したり、イメジネーションが広がったりする、ドラマチックな要素。それがこの秋、着る人の魅力をくっきりと際立たせるのだ。

感染症対策でコミュニケーションを閉じがちだった時期を経て、もしかして、少しだけ鈍感になってしまったかもしれない“心”。誰もが今、その心を温めたいと望んでいる。
今シーズン、ドラマチックな印象の服を纏ってみよう。
それはきっと、自分や出会う人の気持ちの温度を上げて、最高に心地いい人間関係を作ってくれるはずだから。

Pleats Blouse

¥29,700(税込)

ドレープが美しいシルキーなイージーケアのポリエステル素材のブラウス。襟元から裾に向けグラデーションを入れながらプリーツをあしらっている。プリーツの立体感が生む陰影と、流れるようなシルエットや動きが最高にエレガント。ウエストインしても、アウトにしてもバランスが良く、合わせるボトムのテイストも選ばない着回し無限大なアイテム。

Recommended Items

  • 01

    ジャージー素材がプリーツで優雅に

    着やすいジャージー素材でありながらプリーツの繊細さもあわせ持つワンピース。ボトムス部分にプリーツを入れ、量感を出し、華やかな印象に仕上げた。歩くたびに表情を変えるプリーツが、美しい動きを感じさせるデザイン。皺になりづらいイージーケアも嬉しいポイント。

    ¥45,100 (税込)
  • 02

    ラッフルの立体感がモードかつ華やか

    ラッフルのビッグカラーが華やかな印象のコットンブラウス。大きな襟の立体感がドラマチックな陰影を生む。フロントボディはコンパクトに、バックシルエットにボリュームを持たせたシルエットも印象的。エレガントなムードと、アシンメトリーなディティールによるモードな印象を併せ持ったデザイン。

    ¥31,900 (税込)
  • 03

    クラシックなシルエットが端正な表情

    ウエスト周りに細かいタックを施し、まるでコルセットをあしらったような雰囲気に仕上げたデイリードレス。高度な技術で生まれた上品で美しいシルエットは、バレエのコスチュームを思わせる端正な美しさ。イタリアFABRICA社による、コットンナイロンを高密度に織り上げ、ナチュラルな表面加工を施したニュアンスのある素材を使用。

    ¥47,300 (税込)